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目の下のくま・たるみ取り「脱脂術」と他の治療との比較

注入療法

くま・たるみが老けた印象を与える理由は、その下に生じる影。それともう一つ、実は意外と気付かれていないのですが、くま・たるみによって涙袋が隠されて、目の輪郭がボヤケてしまうからなのです。「涙袋」は、微笑むと強調される「まぶたの縁の膨らみ」。従って、出てきたくま・たるみを脱脂術で取り除けば、涙袋とその下のくびれが復活し、くっきりとした若々しい目元に戻ります。

これに比べて、注入療法(ヒアルロン酸注入、セルリバイブジータやWPRP療法などの血小板療法の一部の方法など)は、くま・たるみは除去せずに、くま・たるみの下に注入して、その下の影や段差を埋めるものです。これによって、確かにその下の影や段差が消失することは期待できますが、それは、あくまで、くま・たるみの高さまで膨らませただけなので、かえって全体が腫れぼったくなるだけで、少なくとも、涙袋は何も変わりませんので、目の印象が引き締まった印象には決してなりません。

脱脂術と注入療法の差は歴然!!

目元を引き締める涙袋がくま・たるみによって隠されて
ぼやけてしまい、老けた印象に…。

脱脂術後

脱脂術でくま・たるみを取った場合。

くびれが復活

くま・たるみの原因となっていた

脂肪が取り除かれ、涙袋が復活!

目元が引き締まり、若々しい印象に。

注入療法後

くま・たるみの下の影に注入療法を行った場合。

くびれが消失

影が消えても涙袋は復活せず、

くびれのない腫れぼったい目元に…。


下眼瞼切開術

皮膚を切らずに、瞼の裏側(結膜側)から行う脱脂術に比べて、わざわざ下眼瞼を切開して行う治療のメリットとしては、 伸びて緩んだ皮膚を切除することが挙げられますが、実際には、皮膚は伸縮性があるため、わざわざ切除しなくても、脂肪を除去するのみで、その後に目立った皮膚のたるみは生じません。「正確に適量の脂肪を除去すること」こそが大切であり、切開法においては、術中に皮膚をめくるために適正な脂肪の摘出量を判断する事が難しく、取り過ぎや取りこぼしが生じやすくなり、しいては「正確に適量の脂肪を除去すること」が疎かになりがちです。しかも、切開法で皮膚を切除し過ぎると、目が いわゆる‘あかんべー’ のようになりかねないため、実際に切り取る皮膚の量はごくわずかですから、患者様が期待されるほど多くの皮膚を取り除けないものなのです。そして、もしも、‘あかんべー’ のようになった場合の修正はとても困難なので、注意が必要です。